覘き小平次
京極 夏彦
えーとね、これわまだ文庫が出ていないのでハードカバーを読んだのん。
いつものことながら重いだよぅ。手がダルくなゆのだよぅ。
「巷説百物語」とか「嗤う伊右衛門」でお馴染みの又市さんが見え隠れして、ぞわぞわわくわくしちゃただのん。
でもねでもね、何よりぞわぞわしたのんわ「ぽろぽろ」なのだよぅ〜、ほんのり吐き気を催しちゃたんだよぅ〜めそめそ。
面白かったよ。楽しかった。「嗤う伊右衛門」の美しさと「巷説百物語」の痛快さを足して2で割ってね、逆毛立つよぉな薄ら寒さをプラスしたってゆーかそんな作品だたなのん。
いろんなものを抱えた人が出てくゆけどね、「理屈じゃねぇ、感じるんだ。」ってことだよね、うん。